バリアフリーダイビングのライセンス取得体験談


「車いす沖縄一人旅」
<バリアフリーダイビングのライセンス取得をめざして! 11月5日〜10日5泊6日>
いざ、講習スタート
右:高田和江さん、左:屋良(スタッフ)
船上にて
後右:高田和江さん
後左:屋良(スタッフ)
前列右:比嘉鈴代さん
(琉球朝日放送アナウンサー)
前左:岸田(スタッフ)

今年(2005年)6月に沖縄で開催されたバリアフリーダイビング全国大会の感動を忘れることができず、沖縄の美海(ちゅらうみ)でなんとしてもライセンスを取得して、バリアフリーダイビングのファンになりたいという熱い思いからでした。

 全くの1人で行く旅は不安からの緊張もありましたが、どこかワクワクする気持ちもありました。新しい体験や出会いに心がときめいていたのかもしれません。しかし、一人旅を成功させるには多くのバリアをクリアしなければなりません。宿泊のホテルには私が使用可能なトイレが備わっているバリアフリーの部屋があるか(多くのホテルがウォシュレットタイプのトイレに改修されており、便器をまたいで使用する障害者には利用することがでず、バリアになってしまします。)

 次は朝晩訪問してくれるヘルパーさんの確保ができるかどうか(紙オムツを使用していることや、ベットへの移動などの介助が必要です。)後は足というべきリフト車の確保です。ダイビング協会にはリフト車がなく、今回はリフトタクシーを利用することになりました。バリアフリーダイビング協会にぜひリフト車を設置して欲しいとつくづく思いました。

 そしてダイビング中とその後のシャワー介助は協会のスタッフが援助して、ファンダイビングを体験させたいというスタッフの皆さんの熱意に支えられて、一つ一つバリアをクリアすることができました。

 3日間連続で6回、ケラマ諸島に続くチービシの神山島周辺の美しい海で、ダイビング講習を受けました。無事になんとか合格することができ、その後に待望のファンダイビングを体験することができました。映像で見る以上に素敵な海中散歩に感動しました。

 私の旅が多くの障害者の体験に広がっていくことを願っています。

仲間の皆さん、勇気を出して挑戦してみましょう!!

               高田 和江様体験記より

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